よーし、WordPressを使ってブログ集客やってみよう!と意気込んだものの、いざ、始めようとすると、今まで聞いたこともない言葉ばかり・・・やっぱり自分には無理、と諦めている人はいませんか?
誰でも、初めての事は難しく感じますし、それがコンピュータがらみの事だと、なんだか大ごとの様な気がして、前に踏み込めないかもしれません。
ニュースでは、ハッキングだの情報漏洩だの、物騒な情報が流れていますので、自分もなんかやらかしたら、世間的に大変なことが起こってしまうかも!なんて考えてしまうかもしれません。
しかし、この不安の大半は、「知らない」ことによる苦手意識、そこからくる面倒だなという感情と恐れが原因です。
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WordPressの導入なんて簡単!とにかく始めてみよう
どうも、人間というのは今いる場所がどんなに苦境でもそこが心地よいようで、良くなろう、変わろう、新しい事をやろうと思っても、その一歩が踏み出せず、半歩くらい進むふりをして様子を見て、結局はやらず仕舞いになってしまうようです。
自分が違うポジションにステップアップする事に、恐怖のような感覚が芽生えるようです。
ステップアップした自分に憧れているポジションが心地よい人もいるようですので、どうも人間というのは始末に負えません。
これを習えばプロになれる!とか、これさえあればあなたも成功できる!とか、初心者向けのセミナーへの参加を繰り返したり情報商材を買いあさっていたりする方は要注意です!
慎重に情報収集をして確実にスタートを切りたい!と思っているのかもしれませんが、最初の一歩が踏み出せないだけかもしれません。
実際は、始めてしまえばなんてことは無い、慣れるまで、最初は苦労するかもしれませんが、しばらくすれば、何でもっと早く始めなかったのだろう?と後悔の念に駆られることでしょう。
ましてや、WordPressでブログを作って集客しようなんて、大したことはありません。習うより慣れよです。
知らない事は作業しながら学んで覚えればよいですし、インストール周りの初期設定など、一回行ってしまえばあとはほとんど忘れてしまっても構わないものも多いです。
パソコンやソフトの設定に苦手意識があったとしても、一つづつ「作業」を行えば、WordPressの導入部分は誰でもクリヤーすることができます。
始めるコツは、順を追ってとにかく作業を進める事
新しい物事を始める時は、思いついたらすぐ始めてしまうのがポイントです。
その際に重要なのは、作業手順です。
作業手順さえ知っていれば、1日1作業をこなすだけでも、いずれは終わります。
単なる作業をこなしてゆくだけですから簡単ですね。
さて、本来は、WordPressで集客するブログを作ろうと思った時、まずはブログのテーマをどうするかから入るのですが、今回はWordPressの導入に限定し、企画部分は割愛します。
それでは早速、始めてまいりましょう。
手順1 管理用の連絡先メールアドレスを用意する
まずは、ドメイン名の取得やサーバーの契約を行うための、管理用のメールアドレスを用意します。
ドメインもサーバーも、契約はネット上で行うので、メールアドレスが必須になります。
会社の場合、オフィシャルサイトが既に運用されている場合は、管理用のアドレスを用意してもらうと良いでしょう。
それ以外の場合は、Gmailなどで、専用のアドレスを用意すると良いでしょう。
手順2 ドメインを取得する
次に、ドメインを取得します。
取得するドメイン名については、企画段階で、サイトの内容に合わせて決めておきます。
トップレベルドメイン(.com や.net など)については、本来はそれぞれ役割が決まっていたのですが、今は厳格に運用されていませんので、サイト名とゴロが良いトップレベルドメインを使用しても大丈夫です。
尚、レンタルサーバー会社でもドメインの取得や管理のサービスを用意していることが多いです。
但し、若干、費用が高くなります(年間1,000円~3,000円程度)。
これくらいの費用を抑える必要は無い、という方は、レンタルサーバーとセットで契約しても良いでしょう。
ドメインのみ契約する場合は、以下のサイトがあります。
手順3 レンタルサーバーを契約する
ドメインを取得したらレンタルサーバーを契約します。
レンタルサーバー会社はたくさんあるので、どこにするか迷うと思います。
今回は、WordPressでブログを作りますので、WordPressへの対応がしっかりしているサーバーが良いでしょう。
最近では、サーバーの管理画面から簡単にWordPressをインストールする機能を備えているレンタルサーバーが増えていますので、この機能があるサーバーを選択しましょう。
また、SSLへの対応も必須になっていますので、SSLの設置が簡単に出来るレンタルサーバーが良いです。
ブログを運営するだけでしたら、無料でSSLを設定できるレンタルサーバーがありますので、まずはそのようなサーバーを選ぶと良いでしょう。
通信販売などでクレジットカードを利用する場合は、無料のSSLではカード会社と契約できない可能性がありますので、注意しましょう。
- ヘテムル(ベーシックプラン)
- さくらのレンタルサーバ
- エックスサーバー
- wpXレンタルサーバー
- シックスコア
- コアサーバー
- CPI(シェアードプランACE01)
ここまでの手順の詳細は、WordPressをインストールする前に で詳しく解説していますので、合わせてご参照下さい。
手順4 ドメインのDNSを変更する
レンタルサーバーと一緒にドメインを契約した場合は、この手順は必要ありません。
ドメインとレンタルサーバーを別々に契約した場合は、ドメイン名をどのサーバーで使うかを設定する必要があります。
この作業がDNSの設定変更作業になります。
ここで、「DNSってなんだろう?」と止まらずに、そんな名前のものがあるのだ、ととにかく作業を進めて下さい。。
DNSは、dns01.xxx.ne.jp、dns02.xxx.ne.jp のような形式で、通常は、プライマリー、セカンダリーという2つのアドレスを指定します。
DNSの情報はレンタルサーバーのヘルプで「DNS変更」などと検索すると表示されます。
レンタルサーバーの契約情報に記載されていることもあります。
このDNSを確認し、ドメイン取得業者の管理画面で、DNSの設定変更を行います。
通常は、ドメイン管理会社の初期設定DNSが設定されていますので、「DNSの変更」画面から、レンタルサーバーのDNSに変更します。
これで、取得したドメインが、契約したレンタルサーバーで使えるようになります。
尚、この設定変更を行っても、すぐには反映されませんので、すぐにドメイン名でアクセスして「表示されない」と悩むことはありません。
DNSの仕組み上、変更から反映まで、インターネットにアクセスする場所により最大48時間程度のタイムラグが発生する可能性があります。
最近では処理が早くなっているので、自身のインタネット接続環境からは、10分程度で変更されていることが多いです。
新規でドメインとサーバーを取得した場合、ドメイン名でアクセスして、サーバーの初期トップ画面が標示されればDNSの変更は完了です。
手順5 メールアドレスを設定する
次に何をするかは様々だと思いますが、今回はWordPressをインストールするので、メールアドレスの設定を行いましょう。
WordPressでブログを運営するだけなので、メールアドレスはいらない、というケースもあるかもしれませんが、運営を進めて行くうちにユーザーとのやり取りが発生する可能性は高いです。
本サイトでは、集客を前提としているので、メールアドレスは必ず使います。
管理するメールアドレスが増えてしまう事を煩雑に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、サイトを運営していて異なるドメインからユーザーにメールを送ると、困惑するユーザーもいますので、ユーザーとのやり取りはサイトのドメイン名のメールアドレスの方が好ましいです。
また、WordPressのインストール時にメールアドレスが必須ですので、ユーザー対応用と管理用の2つは作っておいた方が良いでしょう。
手順6 SSLを設定する
DNSの設定が完了していれば、SSLの設定ができるようになっていると思います。
今回は、無料SSLを利用する前提です。
無料SSLの場合は、レンタルサーバーの管理画面から手順に従いボタンを押す程度の作業ですので、サーバーのヘルプを参考にして、SSLを設定しましょう。
手順7 WordPressをインストールする
ここまで来て、ようやくWordPressのインストールとなります。
今回は、WordPressのインストール機能を備えたレンタルサーバーを利用することが前提ですので、サーバーのヘルプなどから手順を確認し、WordPressのインストールを実行します。
サーバーによっては、事前にデータベースを作成する必要がありますので、ややこしい事を避けたい場合は、WordPressのインストールを参考にして、データベースも自動で生成するサーバーを選ぶと良いでしょう。
それ以外は、手順に従い、情報を入力するだけです。
データベースのユーザー名とパスワードが必要になる事が多いので、予め、用意しておきます。
また、インストールの際にWordPressのログインIDとパスワードを指定しますので、こちらも決めておきましょう。
手順通りに作業を進めればWordPressのインストールは簡単です
いかがでしょうか?
上記手順に従って作業を進めて行けば、WordPressのインストールは簡単に行えると思います。
細かい手順は省略しましたが、WordPressのインストールで詳しく解説しておりますので、インストールの際には合わせてご参照下さい。
一つ注意点があるとすれば、WordPressの管理者IDとパスワードです。
WordPressは世界中で利用者が多いため、ハッカーからの攻撃対象にもなりやすいです。
常にネット上をハッキングロボットが徘徊していますので、簡単なIDとパスワードですと、不正アクセスされる可能性が高まります。
多少、面倒でも、パスワードはWordPressのインストーラーが発行する様な、複雑なものにした方が良いでしょう。