中小企業・個人事業主・フリーランスこそオウンドメディアを活用しよう

オウンドメディアという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

いくつかの解釈はありますが、ここでは自分で自由に情報を発信できるWEBメディアとして解説を進めます。

今まで300件以上のホームページに携わってきましたが、いつも課題になるのが『ちゃんと集客できるか』という事です。

お客様の大半が小規模事業者ですので、毎月、十分な広告費を捻出することは難しく、アクセスアップの中心はSEOです。

競争が激しくなるにつれ、そのSEOも厳しくなり、また、グレーゾーンのSEOが蔓延したため、一時期は検索結果も荒れていました。

ようやく、Googleのアルゴリズムも落ち着いてきたとほぼ同時期に注目され始めたのがオウンドメディアというホームページ構築手法です。

今まで、数々のSEOノウハウや集客ノウハウを見てきましたが、オウンドメディアならば確実に集客するホームページを構築することができます。

但し、その構築には多大な労力が必要となるため、どうしても大企業での活用が注目されがちですが、中小企業・個人事業主・フリーランスなどのいわゆるスモールビジネスで活用できれば、これほど強力な集客ツールはありません。

今回は、スモールビジネスの分野において、オウンドメディアを始めるためのノウハウをお伝えします。

オウンドメディアの活用で何ができるのか?

まず、オウンドメディアの定義をウィキペディアから参照しましょう。

オウンドメディアとは、自社発行の広報誌やパンフレット、インターネットの自社ウェブサイト・ブログなど、企業や組織自らが所有し、消費者に向けて発信する媒体を指す。「ペイドメディア」「アーンドメディア」と合わせて、企業マーケティングの核となる3つのメディアとして認識される媒体といえる。

概要
オウンドメディアは主に、ウェブサイトやブログ・または電子メールのように、宣伝主体みずからがコントロール可能なコミュニケーションチャンネルを指す。またオウンドメディアに対立するチャンネルとしてのペイドメディアは主に伝統的な広告を、アーンドメディアは購入や所有することができないコミュニケーションチャンネルを指す。

この分類においては、「ペイドメディア」「アーンドメディア」と異なり、唯一、自分で無料でコントロールできるメディアという事になります。

オウンドメディアという言葉はあまり古くはありませんが、同じようなコンセプトのホームページの構築手法は、10年以上前からありました。

しかし、多大な労力がかかる上に、グレーなSEO手法を行っているホームページの方が上位表示されてしまうため、あまり注目されてきませんでした。

ここ最近、注目され始めたのは、インターネット広告の単価上昇に伴い、大手企業がマーケティングの一貫として手掛け始め、実績が出始めた事が一つの原因と思われます。

今まで、WEBの集客の中心は、広告を出稿してランディングページ(LP)にアクセスを集め、そこから購入や資料請求をしてもらう方法が中心でした。

しかし前述の通り、広告単価の上昇により費用対効果が見合わず、マーケティングオートメーションツールの活用により、資料請求などにより見込み客化した顧客に、きめ細かいフォローができるようになった事から、WEBマーケティングの手法として注目を集めています。

なるほど、一般的には大手企業の活用が目立ちます。

やはり中小企業・個人事業主・フリーランスには、活用は難しいのでしょうか?

そんなことはありません。

インターネットの面白いところは、費用をかけられるのであればそれなりの方法があるし、費用がなくても、似たような仕組みを作る事が出来ることです。

大手企業の様な、マーケティングオートメーションシステムを入れずに、小規模でも、以下の様なオウンドメディアのメリットを享受するホームページを構築することは可能です。

  • 広告費を押さえながらアクセスを集める
  • 無意味なSEO施策を行わなくてもアクセスを集められる
  • 集めたアクセスを見込み客化する仕組みを作る
  • 価格競争に巻き込まれにくい
  • コンテンツの設計を自由に出来る
  • 継続して見込み客を集める仕組みを作る

一人で構築できる!オウンドメディア

上記のようなマーケティングを実現するオウンドメディアですが、大がかりなシステムを導入しなくても、十分、構築することは可能です。

まず、オウンドメディア構築に必要なのは、自由に更新できるホームページ、簡単に言うとブログです。

逆にブログと何が違うの?という質問を受けることがありますが、ブログは元来『日記』というニュアンスが強いですが、オウンドメディアの場合は『日記』ではなく、あるテーマに沿った専門的なコンテンツを中心に提供します。

そこで集まって下さった方に向けて、ビジネスを展開して行きます。

自分で自由にコントロールできることが前提条件ですので、アメブロなどのブログサービスではなく、独自ドメインを取得してWordPressなどのCMS(コンテンツ管理システム)を利用して構築します。

WordPressの魅力は、何といっても無料で始められる事でしょう。

テンプレートも数多く、しかも無料で提供されており、機能追加するプラグインも豊富で、こちらも無料で提供されているものが多いです。

また、世界中にたくさんのユーザーがいるため、自分で構築する場合でも、わからない事があれば、ネットで調べながら構築することは十分可能です。

自分で構築するには時間がかかりすぎる、という場合でも、予算に合わせた発注先はいくらでも見つかります(あまり安いと当たりはずれはありますが・・・)。

自分のビジネスに合わせたテーマでオウンドメディアを構築する事により、先々の集客に困らなくなります。

必要なのは、情報を発信するホームページと、あなたが作り出す特定のテーマに沿った専門的で『良質なコンテンツの提供』これだけでオウンドメディアを構築することができるのです。

オウンドメディアが自動的に集客してくれる

オウンドメディアのアクセスは主に検索エンジン=Googleから集めます。

そのGoogleですが、度重なるアップデートによる進化に伴い、今までのテクニック頼りのSEOはほとんど通用しなくなりました。

200以上あるとされる評価基準の中でも、より客観性を持った評価基準に重点においている事に加え、AIによるコンテンツの評価により、そのページで『良質なコンテンツの提供』がされているかを判断しているものと思われます。

現段階では、オウンドメディアの様な形式の、あるテーマに沿った専門性を持ったホームページは、比較的上位表示されやすくなってきています。

一定のページボリュームを超えると、飛躍的にアクセス数が伸びることが確認されており、一定のアクセス数を超えると、情報更新の頻度を落としても、安定したアクセスが集まる事が確認されています。

このため、構築段階ではコンテンツの『数』の拡充が急務となりますが、安定したアクセスが集まり始めれば、その後は緩やかな情報更新を行う事で、アクセスを維持することができます。

このアクセスに対し、ビジネスを展開するというのが、オウンドメディアを活用したビジネスモデルとなります。

中小企業・個人事業主・フリーランスこそオウンドメディアの活用を

アクセスを集める要となるのは、Googleの推奨する『良質なコンテンツの提供』です。

大手企業では、数名のチームを組み、マーケティングオートメーションシステムを駆使してオウンドメディア・マーケティングを行っていますが、勝負所はシステムの完成度ではありません。

オウンドメディアに必要なのは、専門的で『良質なコンテンツ』ですので、ほとんど社長の実力だけで生き延びている中小企業や、自分の実力だけで食べている個人事業主・フリーランスこそ、専門的で『良質なコンテンツ』の提供が可能な筈です。

具体的な構築手法についてはまた機会を改めてご説明しますが、中小企業・個人事業主・フリーランスの方にはぜひ、構築してアクセスが集まるようになればそれだけで資産になる、オウンドメディアの構築を検討されてみてはいかがでしょうか?

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