初心者でもWordPress運用前に押さえておきたい19のポイント 6~10

WordPressをインストールする目的は、ホームページを作り、情報発信を円滑に行う事、という事で、前回はインストール前の企画段階からインストール後に押さえるべきポイントを説明しました。

今回は、情報発信に伴う作業について押さえておきたいポイントを中心にご説明します。

まずググる!わからない事があったらGoogleを活用しよう [POINT 6]

特にWordPressに限った事ではないですが、ホームページの作業や投稿について、不明な点は良く発生します。

日常生活でもすっかりおなじみになりましたが、わからない事があったらまずググる、これは、WordPressの運営でも基本的に同じです。

WordPressのメリットの一つに、『世界中で沢山の人が使っているので、わからない事があってもネットの情報が落ちている』という点があります。

WordPress初心者の方が陥る様な不明点は、大抵、多くの方が経験済みで、その対処方法の多くが無料ブログで公開されています。

「あれ、これどうするのだろう?」

「こんな機能があったら便利なのに・・・」

「あ、やっちゃった~!どうやって直すの?」

こんな時には、「Wordpress + [やりたいこと]」「「Wordpress + プラグイン名 + [やりたいこと]」「Wordpress + [トラブルの内容]」などで検索してみましょう。

検索内容によっては、何度かキーワードを変更しないと、ドンピシャの回答は得られないかもしれませんが、慣れてくると物の数分でトラブルが解決することもざらです。

キーワードが思いつかなければ、とりあえず、「Wordpress + ヘッダー画像がなくなった」などと、困った現象をそのまま検索してみます。

大抵の場合は、似たようなトラブルが検索されます。

システム運営やカスタマイズにトラブルはつきもの、検索をうまく使いこなして、トラブルを恐れず、乗り越えていきましょう!

投稿や固定ページの効率的な入力手順 [POINT 7]

WordPressの入力には、「ビジュアル」と「テキスト」があります。(※バージョン5ではインターフェースが大幅に変わるようです)

皆さん、どちらを使われているでしょうか?

初心者の方は、「ビジュアル」を使う事が多いかもしれません。

しかし、「ビジュアル」では、自動的にHTMLタグを付けるため、同じテキストに対して追加・削除を繰り返したり、改行を調整しようと改行・削除を繰り返したりすると、余計なHTMLタグやコードが入ってしまい、なかなか思い通りにいかない事があると思います。

こうならないためには、HTMLとCSS(スタイルシート)の基本を覚えておくと良いでしょう。

HTMLはそんなに難しくありません。対象となるテキストを「タグ」で挟むだけです。

HTMLタグはテキストに対する意味付け、書式はCSSでつける、という区分けがありますので、できればHTMLとCSSの両方を覚えておくと良いでしょう。

その上で、テキスト入力や基本的な成型については、テキストエディターを使い、「太字」や「リンク」などの簡単な書式はテキストエディターで設定し、色や背景など、テキストエディターに用意されていない書式を付ける際に、ビジュアルエディターに切り替えて使うと良いでしょう。

押さえておくべきHTMLとCSSの基本については、別の機会に詳しく説明します。

変更した書式が反映されない時は、キャッシュを削除する [POINT 8]

ビジュアルエディターで書式を付けた場合にはあまり発生しないと思いますが、外部のCSSファイルを編集してプレビューした場合には、変更内容が反映されない事が良くあります。

これは、パソコンやスマホのブラウザーの「キャッシュ」機能によるものです。

ブラウザーは、なるべく表示スピードを上げるため、1度見たページの画像ファイルやCSSファイルを保存して、次に同じページや同じドメイン内のページにアクセスした際に、サーバーではなく保存したファイルを読み込む機能があります。これがキャッシュです。

デザインの編集作業を行う際には、変更後、頻繁に表示を確認すると思いますが、そのまま表示しても、キャッシュ内のCSSファイルを読み込まれてしまうと、デザインが更新されません。

こんな時は、キャッシュを削除して再読み込みする必要があります。

Windoesなら、「Ctrlキー + F5キー」、Macなら「commandキー + shiftキー + Rキー」でブラウザーを更新すると、キャッシュを削除することができます。

画像ファイルは、ファイル名が同じだと、これでも更新されない事があります。

その場合は、画像ファイルを右クリックして「新しいタブで画像を開く」などを選択し、新しいタブで「更新」すると、大抵の場合は、新しい画像が表示されます。

この作業を行った後、ページを更新すると、画像ファイルが更新されます。

これでも更新されない場合は、一度、上記操作を行った上で、ブラウザー再起動してみましょう。

尚、表示速度を上げるために「WP Super Cache」などのプラグインを利用している場合は、プラグインの方でキャッシュの消去を行う必要があります。

どのCSSを変えたらよいのか、迷ったら「検証」で確認 [POINT 9]

テーマのデザインを変更する際に役に立つのが、ブラウザーの「検証」機能です。

元々は開発者用の機能で、あまり使い勝手が良くなかったと記憶していますが、最近はどのブラウザーでも随分分かり易くなりました。

解析したしページを表示してF12キーを押すか、右クリックして「検証」を選択すると、ページの解析画面が標示されます。

HTMLを見てわかる方は、HTMLから探せばよいでしょう。

わからない場合は、解析したい場所で右クリックして「検証」を選択すると、自動的にその場所のスクリプトを検索して表示します。

慣れないうちはわかりにくいと思いますので、文字列を頼りにHTMLソースを探してみて下さい。

HTMLは入れ子構造になっていて、ソース画面では畳んで表示されていますので、目的の文字列が見つからない場合は、右向き三角をクリックするとその中のHTMLやテキストが表示されます。

解析画面のHTMLを弄っても、データが変更されることはないので、良くわからないと思いながらも、色々表示して、「この部分はこのHTMLのタグを使っているのか」と確認してみると良いでしょう。

HTMLなんて面倒、と思うかもしれませんが、主要となるタグはそれほど多くなく、もともと文章を体系化するための「タグ」ですので、HTML自体も体系化されています。

主要なHTMLタグは、覚えてしまうと良いでしょう。

CSS(スタイルシート)は、classをHTMLタグに設定して指定することが多いですが、HTMLタグに直接指定したり、IDに指定したりすることができます。

WordPressのテーマでは、classに指定することが多いので、「検証」画面では「どのclassに何の要素を指定しているか」を調べることが多いです。

この辺、初心者の方には全くわからないかもしれません、すみません、しかし、とりあえずは「そんなことするんだ~」位に覚えておいてください。

HTMLタグとCSSの関係がわかると、WordPressのデザインのカスタマイズが面白くなります!

「検証」機能の詳細、HTMLタグ、CSSについて、説明しようとすると長くなりますので、別のページで解説します。

ここでは「検証」機能を使えると、WordPressのカスタマイズがしやすくなる、と覚えておいてください。

FTPソフトは初心者でも必須ツール [POINT 10]

WordPressをインストールしたWEBサーバーとファイルのやり取りをする際には、FTPソフトを使う必要があります。

FTPソフトの見た目も仕組みも、Windowsの「エクスプローラー」と変わりませんが、インターネット上のサーバーとあなたのPCがファイルの交換を行うという事で、IDやパスワードなどの「ログイン情報」が必要になります。

また、その他、諸々の通信上の制約があるため、FTPソフトという専用のソフトが必要になります。

FTPとは、「File Transfer Protocol」の略で、ネットワーク上でファイルの転送を行うための通信手順(プロトコル)の事を指します。

FTPはセキュリティー面の設計がされていないため、厳密には、FTPではなく、FTPSやSFTPなどを使っていますが、慣習的にFTPと呼んでいます。

何か、初めて聞く「FTPソフト」という言葉に恐れをなす初心者の方がいるようですが、WordPressで必要な操作は、インストールのためにサーバーにファイルをアップロードするか、WordPressファイルのバックアップやカスタマイズのためにPCにファイルをコピーするダメにダウンロードするかを行うだけです。

接続には、以下の情報が必要ですが、これは、レンタルサーバーを契約したときに案内されるか、レンタルサーバーの管理画面から自分で設定するかのどちらかになります。

  1. サーバー名(ホスト名/ホストアドレス):接続先のFTP接続用のサーバー名。レンタルサーバーの場合、サーバー情報などと一緒に案内される。不明な場合はレンタルサーバーのヘルプページで「FTP」と検索すると案内が出てきます。
  2. ユーザー名(ユーザーID):ログインするためのユーザー名。レンタルサーバーで指定されているか、レンタルサーバーの管理画面で自分で作成する。
  3. パスワード:ログインするためのパスワード。レンタルサーバーでユーザー名とセットで指定されているか、レンタルサーバーの管理画面で自分で作成する。

必要な情報は以上の3点です。

気を付ける必要があるとすれば、サーバー上のファイルを間違えて消してしまったり、他のディレクトリに移動してしまったりしない様に注意する位でしょうか。

後は、IDとパスワードは絶対に漏らさないようにすること、特に、簡単なパスワードにしておくと、ハッキングされる可能性が増します。

くれぐれも、パスワードに単純な数字や文字の羅列やご自身の誕生日などを設定しない様に注意してください。

引き続き、第3弾へ

今回もだいぶ長くなりました。

11以降はまたページを改めて説明いたします。

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